場所を問わず仕事ができるこの時代。
出張や外回りで移動が多く忙しい営業マンにとって、スマートフォンのビジネスアプリは必須ツールといえます。
「移動中にスマホを活用して仕事を効率化させたいけど、アプリの種類が多くてどれを選べば良いのか迷っている」
とお悩みの人も多いのではないでしょうか。
今回は、資料作成やコミュニケーション、情報収集、スケジュール管理など、移動時間に仕事が進められるアプリを目的別に紹介します。
タスク管理する時間が取れない、情報収集する暇がないと時間の調整にお困りの方はぜひ参考にしてください。
きっとあなたの仕事に役立つ仕事効率化アプリが見つかるはずです。
目次
仕事効率化おすすめアプリ(コミュニケーション)
社内外の人とのちょっとした連絡事項で毎回メールでのやり取りするのは面倒です。
気軽にやり取りができるチャットルールがあれば、社内やチーム間での”報連相”がしやすく、意思伝達が簡単になります。
ここでは使い勝手の良いコミュニケーションツールを紹介していきます。
LINE Works
LINE WORKS(ラインワークス)は、「LINE」のビジネス版です。
プライベートで利用しているLINEのような使い勝手で、すぐに使いこなすことができます。ビジネスチャットの中でも、LINE WORKSはUIの親しみやすさが際立っています。一般のLINEとも連携可能なので、社外の方とLINEでやり取りも可能。
チャットのほかにも掲示板やカレンダー、アドレス帳、資料やファイルを保存し閲覧できるDrive、社内外のユーザーに実施できるアンケートなど、仕事上で活用できる機能が充実しています。無料プランのユーザー数は100人まで。
第三者機関による監査を経てプライバシーおよび情報セキュリティに関する認証を取得しており、セキュリティ面も盤石です。セキュリティ専門のスタッフが24時間365日監視しています。
Chatwork
数あるチャットツールのなかでも代表的なのがChatworkです。
日本企業が開発した純国産のビジネスチャットツールで、シンプルでわかりやすく誰でも使いこなせるのが特徴です。
チャットごとにタスクを一覧形式で管理できるのも魅力です。
そのほかファイル共有、音声・ビデオ通話機能が利用できます。
Chatworkに登録しているユーザーを検索することも可能で、社外の人ともchatworkを通じてコミュニケーションを取ることもできます。
Slack
Slackはアメリカで開発されたサービスですが、使いやすさは日本人にも好評です。
チャットでは後から送ったメッセージの修正・削除が可能で、相手がメッセージを読み始めていたとしても、修正後すぐに最新版に更新されます。
また、絵文字を使って楽しく仕事を進めることができる遊び心があるのもポイントになります。絵文字は自作もできるので社員の顔や口グセをスタンプにしてコミュニケーションを深めるのも良いでしょう。
またチーム別やプロジェクト別など、チャンネルごとにやりとりを行えるのも魅力です。
GoogleドライブやDropboxといったフォルダ共有サービスをはじめ、2,400種類を超えるさまざまなジャンルのアプリと連携が可能。外部サービスとの連携数の多さも大きなメリットといえます。
仕事効率化おすすめアプリ(名刺管理)
名刺を適切に管理するのも大事な仕事です。
大量の名刺管理の煩わしさから解放されるためには、名刺管理サービスを利用するのが効果的です。
名刺をデータ化しておけば、いつでもどこでも名刺を簡単に検索できます。ここでは、名刺管理に最適なアプリを紹介します。
Eight
スマートフォンで名刺を撮影するだけでクラウドにデータを無制限に保存できる、個人利用を目的とした無料のアプリ。
名刺検索機能で相手の名刺をすぐに探すことができます。またEightでつながると、異動や転職などで名刺を変更した場合に通知が届きます。
名刺管理だけでなく、繋がっていたい相手とアプリ内でのメッセージ送信やSNSとの連携もできるのもポイント。
PC版ではCSVやContact XML形式での名刺データダウンロードが可能です。
Sansan
Sansanは法人向けの名刺管理サービスです。スマートフォンで撮影した画像を送信して名刺の登録が完了。
登録された名刺の情報は、AIとオペレーターによる手入力によってテキスト情報として正確に登録されます。
情報を一元化して、会社全体で共有することで、顧客との関係性づくりや効率化に生かすことができます。
また、帝国データバンクと連携し、名刺情報がない企業についても膨大なデータベースから企業情報の検索・閲覧が可能。単なる名刺の整理と保存だけではなく、顧客管理や営業支援にも有効なサービスの提供が特徴です。
CamCard
世界で1億人以上のビジネスパーソンに愛用される、世界的にメジャーな名刺管理ソフトです。
スマートフォンで名刺を撮影するだけで、情報が連絡先として保存されるので、業務のムダが省けます。
名刺は17言語を正確に読み取り認識します。画像やテキストで、名刺に追加情報や相手とのやり取り履歴を添付することができ、リマインダー設定、タグ追加も可能です。
法人向けはオペレータによる手動データ補正、簡易SFA機能、SalesforceなどのCRMとの連携などビジネス利用に特化した機能を備えています。
仕事効率化のおすすめアプリ(タスク管理)
大量にある仕事をこなすには、タスク管理が重要となります。スケジュール管理を帰社せず外出先でもできたら営業活動がさらに捗りますね。
ここでは、外出中でもスマートフォンでタスク管理できるツールを紹介します。
Google ToDoリスト
シンプルで使いやすく、Googleの各種ツールとの連携ができるとあって利用者が多いです。
指定した相手とタスクを共有することによって、お互いの進捗状況をひと目で確認できるのが特徴です。
仕事とプライベートはもちろん、案件ごとにタスクの管理ができ、毎日、毎週、毎月、毎年といった定期的に行うタスクは、繰り返しの設定が可能です。
サブタスクを作成することで、ToDoリストを詳しく細分化することができます。
Microsoft To Do
Microsoftのアカウントを保有していれば、無料で誰でも利用できるタスク管理アプリ。
機能を最小限に絞り込み、シンプルで分かりやすいタスク管理にしています。
最小限の機能とはいえ、タスクリストの共有、期限日の設定、リマインダー通知、繰り返し設定、ファイル、メモの追加、新規リストの作成と必要な機能を一通り備えています。今日の予定は、毎日その日にすべきことが一覧で表示されるので、1日のタスクを把握するのに役立ちます。
Trello
Trelloは、タスクを付箋感覚で管理できるカード(カンバン方式)タイプのタスク管理アプリです。ドラッグ&ドロップを基本とした操作で、ホワイトボードに付箋を貼るような感覚でタスクの進捗状況を把握します。基本となるボード、リスト、カードでタスク管理をビジュアル化します。
シンプルな構造ゆえ、アイデア次第でいろいろな使い方ができます。多くの機能をカスタマイズして拡張も可能。多種多様な外部ツールと連携できるのも使い勝手が良いです。
Todoist
リスト方式とカンバン方式の2パターンに対応したタスク管理アプリ。
シンプルなレイアウトで、機能も必要最小限に絞り込まれているため、初心者でも簡単に使えるように設計されているのが特徴です。
登録するタスクには階層構造管理も可能。
タスクは、ラベル、日付、優先度によって整理することができます。またメンバーにタスクを委任したり、メンバーにタスクの完了を通知したりコメントの投稿をすることもできます。
また、通常のタスクに加えてサブタスクを追加できるので細やかな管理が行えます。
仕事効率化のおすすめアプリ(日程調整)
外出先でのスケジュール調整したり、相手に連絡したりするのは大変です。
スマートフォンでスケジュール調整ができるアプリの導入を検討しているという人も多いのではないでしょうか。
ここでは、スマートフォンで操作できるおすすめの日程調整アプリを紹介します。
Googleカレンダー
「Googleカレンダー」は、Googleアカウントを所有していれば無料で利用できるので、プライベートでもスケジュール管理に使用している人は多いことでしょう。
他の人とのスケジュール共有なども簡単にできるので、社内で共有すればメンバーの予定を把握できます。
「時間を探す」機能を使えば、カレンダーを共有しているメンバーの空き時間を見つけられます。
GmailやGoogle MeetなどGoogleの他のサービスとの連携ももちろん可能。
Googleカレンダー機能にある「ToDoリスト」を連携させれば、やらなければいけないことをリスト化でき、スケジュールの管理に重宝します。
Jicoo
日程調整をはじめカレンダー共有、タスク管理まで行えるアプリ。
無料プランでも日程調整をはじめカレンダー、タスク管理、ワークフロー、ミーティングなど業務効率化や生産性向上に役立つ多くの機能を使えるのが魅力です。また数多くの外部サービスとも連携できるので、あわせて活用すればより効果的に利用できるでしょう。
「予定ビュー」では複数のカレンダーを集約しながらチームの予定が見やすく表示され、チームで使いやすいように設計されているのも特徴です。
アイテマス
Googleカレンダーに連携するだけ。
登録不要で機能を無料で利用できるシンプルな日程調整アプリ。仮押さえ、オンラインミーティングURL自動生成、プッシュ通知などの基礎的な機能を備えているので実用性は高いといえるでしょう。時差にも対応しており、海外のビジネスパートナーとの日程調整もスムーズに進められます。
複数人の関係者が参加するミーティング、定員人数ありのセミナー、社内の空いている人が対応する面談、同僚も同席するクライアントとのミーティングなどあらゆる場面の日程調整に対応できるのも特徴です。
トヨクモスケジューラー
ビジネス向けのクラウドサービス企業が提供する日程調整アプリ。
日程調整ページで社外の人に空き時間をシェアし、予定を追加してもらうことができるのが大きな特徴です。
他にもToDoリスト機能でタスク管理ができたり、メンバーと施設の空き時間をまとめてみられる「空き時間ビュー」、メンバーの1週間の予定を見渡す「グループビュー」、日程調整と担当者の割り振りを自動で実行できたりする「誰か一人だけ参加」など、あると便利な機能を揃えています。
サイボウズ kintoneとも連携しkintoneに登録されている情報を「トヨクモ スケジューラー」と連携することができます。
予定メニューの種類によって、連携させるサイボウズ kintoneのアプリも変えられるので、サイボウズ kintoneユーザーなら、さらに便利に使うことができます。
10ユーザーまで無料で利用することができるフリープランを用意しています。
アプリを使っていつでもどこでも仕事効率化
移動時間を一日1時間と見積もり週5日で計算すると、1ヶ月で20時間。一年でなんと240時間!移動にかかる時間は軽視できません。移動時間を無駄にしないために今できることを始めてはいかがでしょう。移動時間を制する者は未来を制す!
シーン別に仕事効率化ツールを以前の記事でまとめていますので、そちらもぜひ参考にしてみてください。