こんにちは!トヨクモ プロモーション担当です!
6月7日(火)開催の「kintone×カレンダー 主要3社 プラグイン/連携サービスを一挙紹介セミナー」に想定より多くのお申し込みをいただき、大変嬉しい限りです。
多くの方が「kintone×カレンダー」のテーマにご興味やお悩みをお持ちなのかなと捉えております。
そこで!セミナー前に、急遽事前トークを実施しました!「kintone×カレンダー」をテーマに、製品開発の裏話などの内容を、セミナーに登壇する3社で語りました。本記事ではその模様をお届けします。尚、6月7日実施の無料オンラインセミナーに定員は設けておりませんので、本記事でご興味をお持ちいただきましたらお気軽にお申し込みください。
目次
アーセス、ラジカルブリッジ、トヨクモの3社がZoomで集合
今回の事前トークに際し、Zoomに3社が集合しました。6月7日開催のセミナーはYouTube ライブを用いて配信するので、当日の配信環境のチェックも兼ねて事前対談の前に、まずは当日と同じ条件で配信しました。
トヨクモからの急な企画でのお声がけにも関わらず、アーセス、ラジカルブリッジの2社の方にはご快諾いただきました。kintone界隈のオフラインイベントでよく顔を合わせるメンバーということもあり、終始和やかな空気感でした。
セミナー当日の段取り確認や、当日のセミナー資料の誤字チェックなどを終え、いよいよトーク開始です。(以下敬称、法人格略)
それぞれの製品の開発の経緯
トヨクモ 田里:
早速ですが製品開発の経緯など教えて下さい!
ラジカルブリッジ 斎藤:
まず、昔はkintoneにプラグインの仕組み自体がなかったので、SIerとしてJavaScriptカスタマイズでkintone開発を請け負っていたんですね。その中でたまたまカレンダーの要望が2件続いたんです。kintoneだとあまり高度なカレンダー表示機能がないので。
「それならもう少しリッチな使用感のカレンダープラグインがあればみんな使ってくれるんじゃないかな」と感じました。ちょうどプラグインの環境をkintoneが整えてくれたこともあり、カレンダーPlusをプラグインとして提供をし始めました。
トヨクモ 田里:
反響はすぐにあったのですか?
ラジカルブリッジ 斎藤:
いえ、カレンダーPlusは2015年に出したのですが、kintone自体の案件や反響もまだまだという時代だったので、徐々に徐々にですね。まずはシンプルな製品としてリリースして、ユーザーに使ってもらって、要望を集めてバージョンアップを繰り返してどんどんよくしていきましたね。
今となっては、ありがたいことに「kintoneでカレンダーといえばカレンダーPlus」、とサイボウズの方などからもお客様に紹介してもらえて、ユーザー数が増えてきました。
トヨクモ 田里:
昔のバージョンの時、使ってみたブログ書いたな〜〜
ラジカルブリッジ 斎藤:
その後要望に応じて選べるようBasic、Proと料金プランを分けたり、機能追加したりしてきたことで、お客様の心を掴んでこれたのかなと思います。使用感としてはメーカー側であまり作り込まず、kintoneアプリのように自由に使える製品になっていますね。
トヨクモ 田里:
アーセスのカレンダープラグイン、KOYOMIの開発の経緯を教えてもらえますか?
アーセス 齋藤:
開発当時、私も中潟も、まだアーセスにジョインする前だったので、以前開発チームから聞いた話をさせてください。うちの場合は先にKOUTEIとKANBANが製品としてあったのですが、これらはkintoneをガントチャート化、タスク管理化する製品でした。一貫して「見えなかったものを可視化」をしてきて、じゃあもう1製品なにを出そうという時に、時系列を軸に可視化できるものを出そうということでKOYOMIを開発しました。
ラジカルブリッジ 斎藤:
実は私KOYOMIのβ版から触らせてもらってました。今ここにいるメンバーだと一番KOYOMIを古くから使っているかもしれないですね笑
トヨクモ 田里:
kintoneはやはり標準機能としてはカレンダー機能弱いですもんね。そこでカレンダー Plusが先駆けになり、KOYOMIなどカレンダー系のプラグインが出てきたと。
ではうちのトヨクモ スケジューラーの開発話もさせてください。トヨクモ スケジューラーはkintoneに特化しているわけではなく、独立したスケジューラーにkintone連携機能がついている感じです。価格をかなり抑えていて、安価・便利にスケジューラーサービスを使っていただければなということで生まれました。
ラジカルブリッジ 斎藤:
カレンダーPlusとKOYOMIはkintoneありき、トヨクモ スケジューラーは単独でも使えるというところで少し毛色が違いますね。
ユーザーさんはどうやって使っている?
トヨクモ 田里:
ユーザーの方はどのように使っていることが多いですか?
ラジカルブリッジ 斎藤:
お客様によって様々で、使い方は無限大ですね。
アーセス 齋藤:
KOYOMIの場合kintoneの標準機能だと難しい、「人・施設・機械などを軸に管理を行いたい」というきっかけで使いはじめてくださることが多いですね。あとはGoogleカレンダーやサイボウズ officeで管理していたけど、kintoneに集約したいというタイミングで乗り換えてくださったり。
製造業の方だと、何時から何時まで機械Aを使うというスケジュールを、朝礼でみんなで一緒に見て確認するような時にも使っていただいています。
アーセス 中潟:
あとはレンタカーや貸衣装など、物品の軸の管理でKOYOMIを使ってくださるところもありますね。
ラジカルブリッジ 斎藤:
カレンダーPlusだと医療系で使っていただいているところもあります。訪問介護だと定期的に訪問日があるので、「くりかえしPlus」という製品もあわせて訪問の管理をされています。
あとはカレンダーPlusは拡張性をもたせていて、お客様自身で開発・カスタマイズをできるようにしています。個別開発を行って使ってもらっている案件もあります。
また、製造業の方の事例なのですが、業務工程が機械Aを使ったら、機械Bを使うといった一連の流れになっていました。こういった場合、1回目を登録する分にはいいのですが、どこかの工程で1箇所でも変更があると、その後の工程も全部変更しないといけないのです。全部一気に予定をスライドできるようにしたい、という案件でしたね。
一同:
「あ〜〜〜〜」
トヨクモ 田里:
カレンダーPlusは拡張性をもたせてるのですね!
ラジカルブリッジ 斎藤:
そうですね、お客様のご要望は多種多様なので、製品のバージョンアップでフォローしきれないような個別のご要望は自分で叶えてもらえるように、開発可能にしています。ちなみにkintone自体も含め、開発の請負は「斎藤栄システムデザイン工房」という別の個人事業として受けています。斎藤がきめ細かくフォローします。
役職は「匠」です。
一同:笑
トヨクモ 田里:
匠の名刺ほしい
アーセス 齋藤:
あとKOYOMIの場合だと、トヨクモのkintone連携製品「フォームブリッジ」と組み合わせて使っていただいている団体さんもあります。児童送迎の予約をフォームブリッジを通して保護者がする。その予約状況をKOYOMIを使って、団体側がkintone内で確認・管理しているようです。
トヨクモ 田里:
トヨクモ スケジューラーの場合だと、kintoneは全社的に使っているけどスケジューラーは使っていないという層の方に使っていただいてますね。大体の業務に必要な機能はkintoneで実現しているから、安価でシンプルにスケジューラーを使いたいなという方々です。
ラジカルブリッジ 斎藤:
KOYOMIもトヨクモスケジューラーも機能が決まっているので最低限の設定で使い始められるのがいいですよね。とにかくシンプルに使いたい、という人にぴったりです。
アーセス 中潟:
そうですね、KOYOMIはカスタマイズ性の余地がない分シンプルで迷いづらいという部分を好んで使ってくださる方も多いです。
最後に記事を読んでいる方に向けて一言!
トヨクモ 田里:
kintoneはデータの蓄積や分析は非常に得意なのですが、未来の予定の管理などは苦手で、スケジュール管理に難がある場合が多々あります。kintoneを使いこなしている人ほど、スケジュール管理をもっと効率化したい・便利にしたいという思いがある方が多いと思いますので、ぜひセミナーにお越しください!
ラジカルブリッジ 斎藤:
kintoneは各会社にあったアプリを自由に作れますが、どうしてもカレンダーのお悩みは出てくると思います。kintoneっぽく、自由に組み立て可能なカレンダーがカレンダーPlusです。カレンダーにカスタマイズって、なかなかイメージが湧きにくいと思うので、kintoneとカレンダーPlusでこんな風に便利になりますよ、という部分をセミナーでお伝えします!
アーセス 齋藤:
KOYOMIの特長としてはとにかく設定が簡単で数分でスケジューラーを導入できるいう点です。スケジューラーを導入するとなると、始めが難しい印象を持たれがちですが直感的に触っていただける簡単な製品なので、気軽に予定管理を便利にできること、セミナーでお伝えできればと思います!
―ここまでで、今回はお開きです。セミナー開催間近で私もワクワクしております。「kintoneでスケジュール管理」にお困りの方、スケジュール調整の手間を減らしたい方、ぜひご参加くださいませ。